CC0CC0白いアンダースカートの上に重ねる、胸元から裾まで前を開いたローブと長いトレーン、肩から長く垂れる飾り袖、肩を出す襟ぐり。
このドレスで作る1834年、皇帝ニコライ1世はロシア宮廷の女性の正装を定めた。伝統衣装のサラファンを思わせる前開きのローブを白いサテンのアンダースカートの上に重ね、床に長いトレーンを引く。袖は肩から垂れ下がる長い飾り袖で、襟ぐりは肩を出す形。頭には伝統的な飾り頭巾ココシニクとヴェールを付け、ローブの色と金糸の刺繍で身分を表した。形を少しずつ変えながら、帝政が終わる1917年まで着用された。