CC0CC0四角く広い襟ぐりと平らに整えた円錐形の胴、肩の小さなふくらみと肘まで切り込みを入れて膨らませた袖、手首のフリル、後ろに裾を引く床丈のスカート。
このドレスで作るフィレンツェのメディチ家やヴェネツィア、ミラノの宮廷では、ザクロ文様などを織り出した厚手の絹(ブロケード)や金糸のビロードで身分と富を示した。16世紀半ばの肖像画に見られるように、胴は芯で固めた円錐形で前中心がわずかに尖り、襟ぐりは四角く広い。肩から肘には切れ込みを入れて下の布をのぞかせた太い袖を付け、髪は網や真珠を編んだ頭飾りでまとめた。