CC0CC0首を囲む大きな車輪形のひだ襟、腰で張り出して前へ傾くホイール・ファージンゲール、長く尖った胴、手首まで膨らむ袖。
このドレスで作るエリザベス1世の時代のイングランド宮廷では、腰の高さに車輪のような枠(ホイール・ファージンゲール)を入れて、スカートを太鼓のように水平に張り出させた。胴は長く、前中心が鋭く尖った胸当てで平らに押さえ、首元には糊で固めたひだ襟(ラフ)や、後ろで扇のように立ち上がる襟を合わせる。袖は肩から大きく膨らませて詰め物で形を保ち、真珠や宝石を縫い付けた豪華さで身分を示した。